レポート

2月16日Beyondミーティング#41 開催報告

2022/02/28
2月16日Beyondミーティング#41 開催報告

日常でみるモノ・コトの見え方が変わる社会課題と

出会うBeyondミーティング#41

<目次>
・Beyondミーティングとは?
・今回のアジェンダオーナー紹介
・どんなブレストだったの?
ライターのふりかえり


Beyondミーティングとは?

社会・地域課題解決や新しい価値創造に挑む人を”アジェンダオーナー”と呼び、全力で応援するブレスト作戦会議です。組織や立場の垣根を超えた化学反応を楽しみながら、予期せぬ出会いとアイデアで、新しい未来を創っています。
2月16日開催の42回目Beyondミーティングには、55名の方にご参加いただきました。
プロボノライター目線から、開催の様子をご紹介します。


今回のアジェンダオーナー紹介

今回は5名のアジェンダオーナーに登壇いただきました。
社会的に弱い立場の人々(犯罪被害を経験し心に傷ができた人・障害をお持ちの人・子供など)、に目を向けてアクションに取り組むアジェンダオーナーたちが多い印象でした。


犯罪被害を経験しても立ち直り、当事者の声が企業に活かせる社会へ

小原 瑠夏 / レジアップ

犯罪被害を経験した人は、立ち直るきっかけが掴めなくて一人で抱え込んでいく、一方で防犯製品をつくる企業はセンシティブな内容だけに被害者からインタビューする機会が掴めなく、製品作りに被害者の声を取り入れられないという課題があるとのこと。小原さんは自身の犯罪被害にあった経験から、同じような人が立ち直りサポートする仕組みの構築と、そこで出る声が防犯製品に活かせてけるようアクション中です。


悩みから夢まで話せる東京の居場所、ココトモハウスの取り組み

現王園健太 / ココトモハウス

18歳の時のギャンブル依存・借金生活という自分の状態を誰にも話せないで転々とした生活を送っていた現王園さん。そんな中で心の支えとなっていたのがシェハウス「ココトモハウス」での生活で、現在は利用者から管理人となって、悩みをもった人が孤立しない東京の居場所をつくるためにアクション中です。


障がいの垣根を超えて繋がり、支え合うまちを目指して

奥野真理香 / なにわ茶屋女将、よりそうSmile代表

新潟県魚沼市にある和食料理屋「なにわ茶屋」の女将さんでありながら、
障がい福祉ボランティアチーム「よりそうSmile」の代表をされている奥野さんは、障害者就労支援のための起業を準備中です。障害者だからこそ持つ就業状況の悩みなどを理解し合える環境づくりに向けてアクション中です。


食品寄付のプラットフォームを拡大し、豊かさを分かち合う社会へ

関芳実 & 菊原美里/ 株式会社StockBase、横浜市立大学

廃棄を削減し、循環型社会を実現する不要品の有効活用プラットフォームとして、株式会社StockBaseを起業した関さん・菊原さんは企業の備蓄食がテーマで登壇されました。廃棄される予定にある備蓄食を、必要な人に届けてモノの無駄を無くすアクションをされています。


たのしく、たべる、まなぶ。子どもに正しい食知識とわくわくするモノづくり体験を!

丸山敦央 / 江崎グリコ株式会社経営企画本部経営企画部事業開発チーム

江崎グリコ株式会社にて有志チームで新規事業提案を検討している丸山さんは、子供の偏食・肥満率の上昇などをあげつつ(ライターの私も居酒屋さんに入り浸る食生活で耳が痛い・・・)、子供またはその親への食育の重要性を視野に入れて子供の食育に関することにアクションしていけないか企画中です。


どんなブレストだったの?

  ビヨンドミーティングでは、アジェンダオーナーたちが取り組むアジェンダ(社会課題・達成したい目標など)に向けて、ブレストテーマ(今取り組んでいることで〇〇なアイディアが欲しい!)を設定しています。今回のアジェンダオーナーたちが設定したブレストテーマを紹介します。


小原瑠夏さん

【ブレストテーマ】
自分が犯罪被害・つらい体験にあったとしたら・・・
立ち直る・次に向かう、というモードになるために、どんなきっかけや機会・他者からの接し方があるとよいだろうか?」

 犯罪被害の中でも、性被害に関する話題に重きが置かれていました。ブレストに参加するメンバーも女性が多く、同じ女性といえど様々な立場の参加者から意見が生まれる場所はアジェンダオーナー自身も発見があったのではないだろうかと思いました。


現王園健太さん

ブレストテーマ「ココトモハウスという選択肢をこの世界に広める方法について」

アジェンダオーナーの現王園さん自身の視点が広がるようなブレストの場になっていたようで、運営としては嬉しい限りでした。司会をしていて一番面白いなと思うのは、「アジェンダオーナーが想定していた答えがブレストででているのでなく、アジェンダオーナーがイメージしていなかったアイディアや意見がでること」です。これこそビヨンド!(越える!)というブレストになっていました! 


奥野真理香さん

【ブレストテーマ】

こころの距離が一歩近づく方法の探索~障がいの有無にかかわらず、誰しも持っている弱さを認め合うことから始めてみよう~」

障害者に限らないで、職場のメンバーとの関係は誰もが一度は考えたことはあるのではないでしょうか?少なくとも私は上司・部下・同僚との関係に悩まされることが多くありました。その点で、相手の弱さを受け入れて、自分の弱さも分かち合えること職場環境のポイントなのかもしれないなと思いました。


関芳実さん& 菊原美里さん

【ブレストテーマ】備蓄食を楽しく食べるには?

モノが当たり前にある社会を享受しつつ、勤めている会社で備蓄食という保険まで自分は用意されているけど、それも食品ロスに繋がっている、、、という説得力を感じる社会課題でした。個人的には、シンプルなブレストテーマでありつつ『豊かさとは何か?』という使い古された感もある話題をグッと突き刺してくれるブレストテーマにビビッときていました。


丸山敦央 さん

「「食」について学びたいこと・学ばせたいこと & それを踏まえて≪こんな「体験型食育」が提供されたらわくわくする!≫ アイデア

ブレストの中で、参加者から「子供だけではなく、親にも食育が必要ってことですよね?」という問いかけがあったのはライターの経験からも染み入ることでした。みなさんは教育とはどういったものだと考えているのか?単なる情報を知るという意味ではなく「より良いものをより良く伝える」ことを考える場になっていたように思います。

【応援スペシャルサンクス!!】

Beyondミーティングでは、各アジェンダオーナーをサポートする応援コーディネーターという役割があります。今回のブレストでは下記の応援コーディネーターの方にご協力いただきました。ありがとうございました!!

・森本 定美さん / アビームコンサルティング株式会社
・田村 桃さん / アビームコンサルティング株式会社
・山地 佳奈さん /  NPO法人アスクネット
・松木 善隆さん  
・安田 圭佑さん 
・土橋 哲展さん


開催報告ライターのふりかえり

 個人的には、普段生活していて街を歩いていたり人と話しているときにチラチラ聞くような話題が多い印象でした。関さん & 菊原さんの備蓄食というテーマは最近コンビニでみたり商業施設でイベントが行われていたり、小原さんが目を向けている犯罪被害の経験者というのは電車の駅のポスターの世界くらいの認識でした。普段の生活で出会うものの見え方が変わりそうな気がした会でした!

Beyondミーティングは毎月定期で開催しています。来月は3月16日(水)18時30分〜です!ご参加お待ちしています。

【開催報告ライター】
・西田 拓稔
 東京のICT関連企業所属
 Beyondミーティングには司会として参加してたりする。
 動物好き。独身。

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